ゆめゆめ惑うことばかり。

V6やらNEWSやら。

夫同行コンサート~きっかけ編~

気付けば前回の更新から早半年以上。引越しやら色々準備やらそもそも結婚式やらで結局ばたばたしてしまい、久しぶりの更新。

 

さてさてタイトル通り、わたくし、夫とジャニーズコンサートに行ってまいりました。

行ったのもNEWSの「White」なのでもうかなり前の話ですすみません。時差ありすぎやろ。

 

思えばジャニヲタ大学生活を謳歌していた8、9年前頃だろうか。ジャニーズも好きでも彼氏も欲しい出会いねえよ、てなってた頃、私は当時から大好きだったビールを片手に、「一緒にライブに行ってくれる彼氏とか最高やんね!」と熱く語ってたな。

それに対して、非ヲタの友人達に、「え、それって彼氏の横で別の男に黄色い声あげるってことやろ、そんな彼女嫌やろ」とばっさり切られたことを鮮明に思い出している。そこの考えはジャニヲタの中でもきっとそれぞれなんだと思うけど、少なくとも私にとっての「彼氏」と「アイドル」は全く違うカテゴリで、なので好きな「彼氏」と一緒に、好きな「アイドル」のコンサートに行くことになんの疑問もなかったわけで。

ただ、もちろん、それを達成するための大きな障害として、「彼氏」側のジャニーズへの偏見とかあの特殊な空間に男性が入るという勇気とか、そういうものがあるから、実現しがたい夢だろうな、と思っていた。

でも、非ヲタの友人からすれば、付き合ってる男性と一緒に別の男性にキャーキャー言いにいくのってどうなん、て感覚だったらしい。なるほどそこか、と割と目から鱗だった。

 

とまあ、そんな長い前置きはおいておいて、そういうわけで、こんな夢が実現するとはよもや思ってなかったし、籍を入れてからもそれを実現させようとは特に思っていなかった。

ただ、今回のツアーでは結局それが実現してしまったわけでございます。

そもそものきっかけは何月かな、年明けあとくらいかな、に遡る。

 

まだこの時は籍は入れたものの引っ越し前で一緒には住んでおらず、ある日夫からのLINEでの連絡。

「GWの予定ってまだ空いてるよね」

とのことだった。なんでも夫側の親戚への挨拶でちょっと2泊くらいで遠出したい、との旨。親戚関係のイベント、これも嫁の仕事ということは、27歳女としてはもちろん理解はしている。GWの予定もまだ決まっていない。

ただし、私には懸念事項があった。実はこのとき、春からNEWSのツアーがある、ということはリリースされていて、ただ、具体的な日程は出ていない、という状況であった。そして、親戚の仕事の関係もあって、夫が指定してきたのは曜日でいうと土日月の日程。「春からのNEWSツアー」「小山は平日ニュースキャスター週末アイドル!」というこの情報を兼ね合わせる。こうなると皆様もお分かりだろう、そう、GWの土日にNEWSツアーのどこかの日程が重なってくる可能性が非常に高い、と不安だったのだ。

 この旨を赤裸々に夫に伝えたところ、案の定、「日程まだ決まってないんでしょ。それって完全に予想やん。そんなピンポイントで当たったりしないでしょ」と、一般常識のある大人として至極当然な反応。結果、GW土日の親戚行事が決定した。

 

ところがその一週間後、NEWSツアーの日程が決定した。私の予想がびっくりするくらいどんぴしゃで、しかもGWの土日は関西在住の私にとって一番近くでいける、大阪公演だったのである。

私は「ほらみろ」とどや顔で日程を提示。夫は「え、予想当たったやん!すごいなあ」と日程の予想が当たったことに、ジャニヲタのその分析力すごいな!と呑気にむしろ感心されてしまった。ええそうでしょうすごいでしょ。だってそりゃもう長年日程予想しつつ休み考えたりしてますからね…! そして、社会人歴5年を超えるいい大人としてはあり得ない程目に見えて凹んだ私。日程決定日の次のデートで、気を使った夫が割と高めな中華屋さん(なにを隠そう中華が異常に大好きな私。こういう時に連れてくるためなのか一度も教えてくれていなかった中華屋さんだった)に連れていってくれて、ごちそうしてくれた。だが、高級中華で、涙目で凹んでいる女性とその向かいに座ってなんだか宥めている様子の男性。傍から見たら一体どんな別れ話をしているのか、という空気だっただろう。だが違う。本当は、「愛しのNEWSの大阪公演に行けない」ことでジャニヲタ女がただ駄々をこねているだけなのである。

今思うと、私は遠征もするし、大阪公演行けないことでそこまできーきー言うこともなかったのかな、と冷静に思う。が、なぜかそのときは必死だった。当落は別として、地元の公演に申し込んでどきどきわくわくする気持ちさえ味わえないのがショックだったのかもしれない。

結果、私は一つの提案をするのである。親戚行事をなしにすることはもちろん出来ないので、大阪公演は諦める。ただ、行ったことのない、仙台公演か北海道公演に一緒に行ってくれませんか行きましょうよ!というものだった。

私は遠征はするものの、基本的に遠征の端は決めていて、それが東は東京、西は福岡まで、というラインである。ただ、大阪公演に行けなくなった分、どこかの公演を増やしたいが、ほかに増やせそうなところが日程的にその二つしかなかった。加えて、私たち夫婦は四半期に一回はどこかに旅行に行こう、と決めている。なので、「この春の旅行を仙台か北海道にしましょう。そして、いとしのNEWSにも一緒に会いに行きましょう!」と提案したのだった。

私の勢いに気圧されてか、夫はあっさり承諾。今回、同行してもらうこととなった。

交通費および興味のあるグルメ的に第一希望は仙台だったのだが、安定の競争率の高さで落選。結果、北海道公演へ夫と行くこととなった。

また、実際のその様子は次回書きたいと思う。

 

 

それにしても、改めて冷静に読み返すと、アラサーとは思えない女やな、、、

 

カウコンと実家挨拶

マッチソロコンとして、連綿と続くジャニーズカウントダウンコンサートにある種一つの歴史を刻んだ昨年末のカウコン。例に漏れずに私も参加しておりました。

寒空の下で無言がちになりながらドーム徒歩圏内に取ってあった宿に帰り、結局気持ちが年越しきれてねーよ…!!どうしよう!!もうこれはCDTV様のにゅーすに縋るしか!!と決して広いとは言えないお宿の小さなテレビに同行の友人と噛り付いて夜中まで起きてたな。いい思い出。
 

この年末年始は、そんなライブの後にものすごく大きなイベントが待ち受けていて、それが、旦那の実家に新年の挨拶兼一泊!考えるだけでも気を遣いまくることが目に見えて、胃が痛くなるイベント…!

普段の居住地は関西なわけですが、向こうの実家が関東圏ということで、「カウコンに当選したらご挨拶にも行くわ!一回の交通費で済んで一石二鳥っ☆」とか言ってたら、カウコンチケットも上手いこと取れてのご実家挨拶も上手いことスケジュールが合ってと実現してしまった次第。

さて、そんなわけでの年明けお正月。年末から実家に帰っていた旦那と街で落ち合って、電車に電車に揺られてご実家へ。そんな車内で旦那からの衝撃発言が。

 

「あ、もうみんな(父 母姉)、しなつが年末にジャニーズのコンサートに行ってたって知ってるし」
 
は?
 
しばらく言葉の意味が分からずにフリーズ。そんな私に矢継ぎ早に追い打ちをかける旦那。
 
「どんなんやろ、てネットで検索してたよ。○○(お義姉さんの名前)は、『嵐なら理解できるけどNEWSかー』て言ってたわ」
 
ちょっ!えっ!はっ!
 
まさかの知らぬ間に向こうのご家族にヲタバレしてた上にあろうことか、インターネットでジャニーズカウコンのなんたるかを調べられていたという羞恥プレイに一瞬気が遠くなった。しかも『嵐なら理解できる』というセリフを発する女性イコールまごうことなき一般人であるご家族に対してのヲタバレ、なのである。そして最後は
 
「『コンサートだけならいいけど、グッズまで集めてるとかやったらちょっとなあ』て○○言ってたわ。笑」
 
今、私の右肩に掛かってる鞄、グッズなんですけど。
 
(笑)どころではない、こちらの胸中の焦り。特にお義姉さんにはまだ会ったこともないのに、これで完全に、『義理の妹はジャニヲタ。』なんて、ちょっとしたラノベのタイトルにありそうなフレーズが、恐らくお義姉さんの私に対しての一番のアイデンティティになったのである。
 
そんなこんなでのいざ実家!
はらはらしながら訪問したものの、結局、お義姉さまとはすれ違いであうことができず。ただし、案の定、ご近所の居酒屋さんでの夕飯中に、お義母様から、
「ジャニーズのコンサートどうだった?」
とのご質問が!「楽しかったですー」と語るでもなくこき下ろすでもなく当たり障りのない回答しかできなかったですわ。てか、そういう時ってどういう回答が正解なのか全くわからない。「NEWSが10周年の時に作ったオリジナルの歌を歌ってくれてそれがサビがてずてってとってっていうんですけどねこれって実はてをとるとね」とか語り出したら嫁という場には明らかにそぐわないけど、「楽しかったですー」だけでも話が終わってしまって場を盛り上げるための話題への回答としても間違っている気がする。
とか、後から考えれば色々でてくるわけですが、もちろん当日はそんな余裕もなく、ただ、精神状態をジャニヲタから「嫁」に切り替えるのに必死だった。
努めて冷静に過ごしたわけですけども、まさかヲタバレしたままこれから過ごしていくことになるとは思わなかった。そこの打ち合わせは前もってしっかり旦那とするべきなのね、と身に染みて勉強になりました。ちなみに、右肩にかけているグッズの鞄は、NEWSの文字が見えないように気を遣いながら、持ち運んだ。ご実家に着いても、でかでかと書かれた「NEWS」の文字は内側に向けて、寝室に運んだ。何よりもそれに緊張したわ。
 

 

ジャニヲタが嫁に行くということ

三日坊主にならないぞ☆とブログを作って早一年。三日坊主どころか一日坊主で終わってしまっていたわけですが。

そんな私だけども、ちょっとなんだかどうにもこうにも自分の中で書き残しておきたいイベントが現在進行中なので、記録に残しておかなければ、と久しぶりの久しぶりにログインした次第。


まあ、タイトルが全てを物語ってるわけですが、昨年末に私、名字が変わりました。


10年以上前の中学三年生でV6の虜になってからというもの、青春はジャニーズに捧げ、授業が終われば直帰してテレビ前待機。センター試験一ヶ月前に仮病使ってまでV6の10周年ツアーオーラスに参加。ジャニーズ一色の(自分の中ではある種)キラキラの青春を送ってきたわけで。


そんな中でもきっと私もジャニーズを卒業して、現実の男性と出会って、いつかは結婚するんだろう。とぼんやり思い描いていたけれども、気付けばヲタ卒なんて夢幻どころか、働いているのはあのアイドルたちに貢ぐためです!と明言できるレベルを維持しながら嫁入りしてしまいました。


相手はわたしのヲタクレベルを理解してある程度は把握してるわけですが、嫁に行くということは、おそらく従来通りの時間もお金も気持ちも自由さが低減してしまうことは間違いないだろう、と。そんな流れをちゃんと記録しときたいな、と。


結果的にどんな生活に落ち着くかはまだまだ未定ですが、あとで振り返った時に笑える記録になってたら本望です。


あの瞬間のあの空気のあの画面を忘れるのがこわくて

ブログは正直学生時代から何度も始めてみてその度に何度も三日坊主でくじけてしまっていて、私には向かないからやめた方がいいよね、ということで社会人になってからはできるだけ始めない方針で生活してきた。

働き始めてからは、学生のときよりお金はあるけど時間は無い状態で、昨年のNEWSライブなんかの夏休み期間平日ツアー優先日程なんかには涙を飲んだわけで。

一週間の内の7分の7を自分に使えたあの頃に比べて、いまは7分の2しか時間が無くなった。

加えて手越と同学年の自分の年齢が20代後半に差し掛かってきたことで、あの頃は無限にあってずっと続くように思えていた、大好きないとおしい彼らにキャーキャー言える時間ていうのは実は有限で、あの瞬間のあの場所のあの空気を感じることができる数っていうのも有限なのか、というまあよく考えてみれば当たり前の事実に気付いてずーんとなってしまった。

そんな中であの瞬間のテレビ画面の中の彼らに対するときめきとか、現場でのしあわせな気持ちとかが自分の中でぼーっとしている間に風化してしまうのがこわくて、ちゃんと自分の記録として残しておきたいな、と思ってジャニヲタブログを今回始める次第。

 

なんか思った以上に思いが重い文章になっちゃったけど、三日坊主で終わりませんように。